双子のイヤイヤ期は体力と精神力の戦いですが、双子の興味をひくことでママの負担が大幅に減ります。
具体的に言うと以下の行動を徹底することです☆
- 双子の意識を逸らせる
- お手伝いと称して行動を促す
- 諦める・イヤイヤに乗り気になる
- 目新しいものを与える
これらを実践した結果我が家の双子のイヤイヤは最小限になっただけでなく、私自身子育てを楽しんでいそうと周りから言われるようになりました。
ポイントは「自分の気持ちをわかってもらう」のではなく「どうやって双子の気持ちを切り替えるか」です。
イヤイヤ期はいつか終わるとはいえ、今すぐ状況を改善したいママは実践する価値ありなのでよかったら試してみてくださいね。
私はモノに頼ったことがきっかけでイヤイヤ期のストレスが減りました☆
Contents
私が双子のイヤイヤ期を乗り切った「興味をひく」方法とは
私自身、双子のイヤイヤ期は相当悩み対応に試行錯誤しました。
イヤイヤ期は2歳くらいからだんだん顕著になっていきますが、私は冒頭の対策の結果ある程度双子の自発的な行動を誘発できたので1つずつ紹介します!
ママに多少の負担があるものもありますが、イヤイヤと泣かれるよりはるかに楽なので気になるものがあったら試してみてくださいね☆
双子の意識を逸らせる
- 「ママからのクイズで~す!今日のカレーには何が入っているでしょうか?!」
- 「車に乗りたくないなら、パパに乗りたくないって言いに行こう~」
- 着替えをたくさん並べて「クマはど~こだ?」と当てながら着る
イヤイヤ言い出した瞬間に嫌なことから意識を逸らせます。
ご飯は食べたくないけど何が入っているか知りたい気持ちを抱かせるのは効果的でした。
中にキャラクターのソーセージなどを仕込んでおいて、食べ進めながら興味を引くと食べてくれることが多かったです。
スーパーなどで車に乗らないと泣くときは(危ないし、冷凍食品が溶けたりして)本当に大変な思いをしましたが、嫌であることを誰かに報告しに行くという気持ちの逸らせ方をしていました。
保育園に行きたくない時は、「じゃあ先生に今日は休むって言いに行くからついてきて?」と言ったりも。
洋服を並べてゲーム感覚で着替えをするのも効果的でした。
お手伝いと称して行動を促す
- 「今日宅急便が来たのでみんなであけてみよ!」
- 「パパが帰ってきた!荷物持ってあげて」
- 「お米洗うので手伝ってくれる人この指とまれ!!」
双子のイヤイヤ期はほぼ1日中、どちらかがイヤイヤしてることも珍しくありません。
意識が逸らせそうにないときは行動を促す対応方法が効果的な場合もあります。
宅急便は急ぎでなければ開梱せずに置いておいて、イヤイヤの時にみんなで開けたり、ちょっとしたことでも「手伝いをお願い」することでイヤイヤを短時間で終わらせることができますよ~^^
イヤイヤ期の対応がうまくいくと双子の探求心を刺激したり、自立した心を育むことができます。
なのでこれを機会にいろいろ新しい経験させてあげるのもいいと思います。
私はこの延長線上で真っ暗になるまでBB弾拾いに付き合わされたこともありますが、それはそれで夜の寝かしつけが楽でした…!
諦める・イヤイヤに乗り気になる
とにかく嫌がっている双子に何かをさせることほど難しいことはないです。
多少ご飯を食べなくてもお風呂に入らなくても死なないので、どうしても機嫌が悪そうなときは潔く諦めるのも手。
「ん~じゃあ今日は風呂やめ~やめよ~ママも楽だし、やめちゃおう~?」
と言うと、意外とお風呂に入ってくれたりします。
または、イヤイヤに乗り気になって双子に同調するのも効果的です。
私は「イヤイヤの輪唱か~い!」と突っ込んだり「心ゆくまでイヤイヤを言ってみよう!やってみよーう!」と言うと急にイヤイヤ言わなくなることが多かったです。
自分が親であることをいったん置いて、双子と同じ精神年齢になったり芸人になりきって接しましたが、この対応方法は自分の心が楽になったと感じました^^
ちなみに寝たくない!のイヤイヤはいつか寝るだろうと気長に遊び続けた結果、朝の4時まで粘られたことがあります。
今となっては笑い話ですが、生活に支障が出ることは同調しすぎるのはよくないですね^^;
目新しいものを与える
何をしてもイヤイヤ!機嫌が悪い!そんなときは、奥の手です。
- 割引で買っておいたおもちゃ
- バックナンバーセールの雑誌(3~8割引きで手に入ります)
- プレゼントでもらったもの
これらはすぐに開封せずにしまっておき、ここぞという時に出すことで一気に鎮静化します。
モノで釣ることはよくないと言われますが、双子が同時に泣くと近所迷惑だけでなく警察や児相に通報されるケースもあります。
なので私は、対応する余裕が全くないときや自分がパニックになりそうなときはモノで対応してきました。
とはいってもせっかく購入したおもちゃが気に入らなかったときほど凹むことはないですよね。
それにここぞとばかりに出せるおもちゃなんてないよ!という場合が多いので、そんなときはおもちゃをレンタルするのもアリ☆
トイサブは私も利用経験があって2か月ごとに6個ずつおもちゃをレンタルできるサービスなのですが、不機嫌を狙って出しているママも多いですよ!
【失敗談】双子のイヤイヤ期の私のNG行動
これまで紹介したことは私の性格だからできたとか、私だからできるわけではありません☆
なぜなら私は本来は子供を持たない派で、育児に関しては熱心ではないからです。
それに我が家の双子は超低出生体重児で生まれ、それぞれ微妙に発達具合が違うので同じように対応できないこともありました。
里帰りせずにワンオペをしてきた私ですが、失敗もたくさんしてきたので紹介しますね!
- 叱る
- 言い聞かせる
この2つはイヤイヤ期では逆効果です。
育児のNG行動でよく挙げられますが、私の経験をお話します。
叱る
双子同時のイヤイヤは、声量が半端ないです。
私は音に敏感なのでイライラしてしまい、感情的になって「イヤだって言っても仕方ないでしょ!」と叱ったことが何度あることか。
2歳前後の幼児はどうして叱られているかわからないので余計に泣くし、ましてや双子が同時に泣くと収拾がつかなくなることが多かったです。
言い聞かせる
こんこんと理論的に説いてもわからないものはわからないし、言い聞かせても幼児の心には何ひとつ響きません。
当時の私は言い聞かせることで自分が満足していたのを後になって自覚しました。
今思うとNG行動は自分のためにやっていたと思います。
双子育児がどうしてもしんどい時は第三者に頼ろう
双子育児がどうしてもしんどい、そんなときは無理せずに第三者に頼ることをおすすめします。
私はまわりに頼る人がいないので、保健師にイヤイヤ期の育児に困っている旨を話して定期的に連絡が欲しいとお願いしました。
自分から連絡をすることはしないだろうと判断したからです。
保健師から声をかけてもらったら最近こんなことが辛いなどと話せたりするので、私は何度も保健師に訪問してもらいましたよ!
私の心の支えになったのは、「ご飯をまとめて食べる必要はないですよ」という保健師の言葉。
数回に分けて小さなおにぎりで済ませてOKとアドバイスをもらって食事時のイライラが激減しました。
実は健診時や保健師訪問時に何度も泣いた経験がある私ですが、今こうやって笑顔で育児をできているのは保健師の存在が大きいです。
双子のイヤイヤ期は神経質にならないことが大事
双子のイヤイヤ期は大変そうとよく言われるのですが、いちばんしんどいのは交互にイヤイヤされたときです。
交互にイヤイヤされるとママは常にどちらかに構っていないといけないからです。
しかし双子同時のイヤイヤはどちらか1人を納得させられたらもう1人もつられることが多いです。
2人同時に対応しようとせずに1人ずつ対応するのもアリです。
私は比較的対応しやすそうな方をターゲットにしてもう1人を納得させることが多かったですが、同時に対応する場合は目新しいおもちゃを与えるのが効果的でした!
負担が減ると余裕が生まれてきちんと双子と向き合うことができただけでなく、「また怒ってしまった」という後悔や反省も少なくなりました^^
とはいえおもちゃは費用もかかるので、イヤイヤ期だけおもちゃレンタルを利用してみるのもいいと思います。
イヤイヤ期はいつか終わるので、今だけだと割り切って悩みすぎないようにしてくださいね☆
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